北朝鮮の真意
日朝交渉が始まった。
このところ対話攻勢を活発化している
北朝鮮の真意を見誤ることなく
慎重に対応すべきである。
彼らは「実利」を求めている。
急激な経済改革の成就のために
日本のカネが必要なのである。
「拉致問題」への誠実で確かな対応が
約束されない限りいかなる譲歩もするべきではない。
言葉だけの譲歩で援助を引き出そうとするのは
彼らの常套手段である。
我々の方に交渉の主導権があることを忘れてはならない。
朝鮮も変われば変わるものだが、
けっして変わらない、変えようとしない
頑なな部分を見据えるべきだ。
騙されてはならないのである。
今日で夏休みも終り、明日から出勤である。
身体はかなりなまっているが、
気分転換の速さ、順応の巧さも
勤め人の特性ではある。
皆さん、がんばりましょうね。
忙しくなるぞと法師蝉のこゑ 高橋逸郎