益弘 この一句

俳人 田畑益弘のきょうの「この一句」

田畑益弘きょうの自選句「益弘 この一句」

「NASA開発のアントクアリウム」

今度、蟻を飼うことにした。
NASA開発のアントクアリウム」という
「蟻の飼育器」をネットで買ったのだ。
その「アントクアリウム」について以下に引用する。

{2000年5月。
NASAによって打ち上げられたスペースシャトルSTS107に、
あるモノが載せられていた。
それは、NASAテクノロジーをベースに開発された
特殊なジェルを使ったもので、
無重力空間におけるアリの生態を観察するものだった。
それが、「アントクアリウム」。
今まで見たくても見ることが出来なかった
アリの巣を3次元的に観察し、
驚くべきアリの生活を発見することができる
「アリのメディア(情報保存媒体)」なのだ。
この栄養分に富んだ透明で無害なジェルは、
アリが生活する巣となり、
またアリが生きていくために必要な水分やエサにもなっている。
アクアブルーの美しい海のようなジェルの中を、
アリたちが驚くほどの美しいパターンのトンネルをつくりあげてゆく。}

私は俳句の題材に「蟻」を良く使う。
実際に飼ってみてその生態を詳しく知りたいと思うのだ。
次に驚くべき蟻の生態を参考までに記しておく。

・アリは、キノコを栽培し、ミドリムシを牧畜する。
・アリの社会は高度に組織化され、
寄生・里子・奴隷制などの仕組みまである。
・アリは、非常に仕事熱心です。
建設アリや看護アリなどの役割分担があります。
・アリは、ミーティングをしたりレスリングをして遊んだりします。
・アリは、自分達が作り上げた巣が破壊されると自殺します。
・アリは、仲間が死ぬと巣の外に運び出しお墓を作って埋葬します。

私はそのうちHPに
「蟻の飼育日記」を公表する予定である。