小泉首相の決意と指導力を問う
もとより北鮮の手先とかスパイとか
言われていた人物である。
私は当初より売国奴だと考えていた。
拉致被害者の家族連絡会と支援団体「救う会」が
田中均外務審議官と平松賢司北東アジア課長
の更迭を要求した。
当然すぎることであろう。
たかが一人の官僚が国家的意思の決定を
恣意的に左右してはならない。
米国ブッシュ政権とともに
日本は今、安全保障上の
最大の懸案である対北鮮政策を
再構築しようとしているところだ。
肝心かなめの対北鮮担当者が
国家国民を裏切り、拉致被害者及びその家族を
愚弄するようなことでは話にならないではないか。
政府はこの切実な要求に速やかに対処せねばならない。
大体、この期に及んでも未だに
政府部内の意思統一も成されていないのではないのか。
それは小泉首相の決意と指導力そのものを問うことでもあるのだ。
おい、敵に回すつもりかい?
夕焼に攫(さら)はるゝごと世を去りぬ 田畑益弘