2003-06-30 仄かな期待 イスラエル軍のガザ地区からの撤退とハマス・イスラム聖戦の三ヶ月停戦宣言。崩壊しかけていた中東和平プロセス=行程表に希望の灯が点った。双方の暴力停止のみが和平前進への大前提である。世界中の誰もが前途を危ぶんでいるが世界中の誰もが前途に仄かな期待を感じたことを忘れないで欲しい。憎悪の連鎖が生むものは憎悪でしかないのである。明日から、七月。今年も早や半分が終ってしまった。梅雨空はまだまだ続くが猛暑が待ち構えていることも確かだ。2003年後半をしっかりと生きたいものである。 年半ば梅雨半ばなる不如意かな 田畑益弘