益弘 この一句

俳人 田畑益弘のきょうの「この一句」

田畑益弘きょうの自選句「益弘 この一句」

「モラトリアム国家・日本」からの脱皮

イラク復興支援法案が
衆院特別委で可決された。
予定通りであり、まことに喜ばしいことである。

日本は小泉首相のリーダーシップの下に
言うべきことを言うようになった、
一皮剥けた、というのが
欧米諸国の率直な感想である。
自衛隊イラク派遣は
早々とイラク解放戦争を支持した日本の
論理的帰結である。
それは国際社会への公約に等しいのだ。

愚かな野党によって傷つけられることなく
可決されたのは何よりだった。
日本の野党は
いつまでも「モラトリアム国家・日本」を標榜する、
「ウルトラ保守」でしかない。
これからも完全に無視して構わないであろう。
日本の野党はその時代錯誤を
国際社会から失笑されているのを知らないのである。
これからも一切、相手にすることはないのである。

国民は静かである。
何故か?
国民は今、真剣に日本の安全保障について
考えているからである。
国民大多数が早期の憲法改正
待望していることを肝に銘じておくべきである。

 揚羽蝶舞ふ序破急の急を今  田畑益弘