京都は午後七時半頃より風雨が強まった。
台風10号はどうも直撃しそうである。
雨戸を閉めて、ポトスや釣忍などを
家内にしまいこんだ。
きょうはタクシー通勤をした。
自転車では帰路が危ないと慎重を期したのだ。
明日から、夏休みだが
予定の変更を余儀なくされる人が多く出るだろう。
私は予定通り明日、弟夫婦と
墓参りするつもりである。
この時季の台風の上陸は珍しい。
太平洋高気圧が不甲斐ないせいだが
こればかりはどうしようもないことだ。
折しも立秋、
今年は暦通りの季節の移ろいなのであろうか?
暴風雨圏にまもなく入る今も、
蝉が一心に鳴いている。
命とはまことに切ないことなのである。
蝉しぐれ無数の蝉の屍(かばね)の上 田畑益弘