今夕、
陸自本隊へのイラク派遣命令が出された。
民主主義国家である、
何事を行うにも異論はあるものだ、
しかし
正しい国家意思が躊躇うことなく
速やかに貫かれたことを評価したい。
日本は今、迷う猶予のない分岐点に立っているのである。
時代の速度は日本のモラトリアムを
いつまでも待っていてはくれないのである。
サマーワとは云え、イラクは危険な所に違いはない。
だから、武器を携行できる
自衛隊が行くのであり、行かねばならないということを
国民はようやく素直に受け入れつつある。
日本人はナイーブな一国平和主義をようやく
克服しつつあるように見える。
右手より左手冷ゆる過去のあり 田畑益弘