2000-10-01 十月、神無月、初霜月、小六月 早や十月。y2kへの緊張で始まった西暦二千年も三ヶ月を残すところとなった。飛ぶ様に月日が過ぎてゆく。歳をとった証拠なのか。日曜日。未明まで降り続いた雨も止み、清清しい晴天。いよいよ秋本番を思わせる。今も窓を開けると虫たちがしきりに鳴いている。日曜の夜なのでクルマの音も遠く虫の音が聞こえるのみ。静かな、しっとりとした秋の夜長だ。これから水割りを舐めながらスメタナでも聴こうかと思う。いや、やっぱりバッハにしようかな? 人絶えて長き橋長き夜を懸る 大野林火