考えてみようね、鳩山君

マリナーズの佐々木主浩投手が
新人としては大リーグ記録となる
37セーブ目を挙げシーズンを締めくくった。
マリナーズはプレイオフ進出を決めた。
快挙である。
野茂英雄投手のノーヒットノーランとともに
日本人選手の大きな足跡として記憶されるであろう。

私はこの快挙と同時に
アメリカ社会の懐の深さをも痛感する。
能力を正当に評価する社会。
外国人にも能力を発揮する機会を均等に与える社会。
問題を抱えつつもアメリカ社会は
現在、世界で最も自由で公平な社会であるのだろう。
佐々木選手にはアメリカにおいても、
真の「大魔神」になっていただきたい。
今シーズンはまだまだ完全ではなかった。
大リーグ新人記録はその勲章として不足である。

鬱陶しい一日。今も秋雨。
国会ではまたぞろ野党が幼稚な抵抗をしているようだ。
その審議拒否がどれだけ
国民の利益になるか、考えてみようね、鳩山君。
不倫をしている場合ではない。

　爽やかな笑みが美術館の前に待つ　　京極杜藻