二十世紀が暮れてゆく
keikoさんのカキコの通りまさに短日。
午前六時でもまだ暗い、午後五時でもう暗い。
これから、ますます暗くなるのか、と思うと
気が滅入る。やっぱり夏がいい、なんて
また身勝手なことを思ってしまう。
暑い暑いと泣いてたくせに、である。
二十世紀も暮れてゆく。あと二月余りである。
だからどうなんだ、と言えば身も蓋もない。
しかし、区切りをつけ、ケジメをつけ、ケリをつけて
生きてゆくのが人間なのだ。
さて、オルブライトおばあちゃまは
期待通りの大仕事を果たしたようだ。
これで、クリントン大統領の訪朝が実現すれば
急仕立てとはいえ上々のパフォーマンスだ。
国会はもう「拉致疑惑」云々などという
くだらない議論をやめよ。
日本もそして我々国民一人一人も
残る二月に
二十世紀掉尾のパフォーマンス(達成)を
一つでいい、
成し遂げようではないか。
短日の時計の午後のふり子かな 飯田蛇笏