明日、六周年
明日で阪神・淡路大震災六周年である。
早いものだ。
あの日の揺れをつい先日のように思い出す。
被災していない私にしてそうなのだから、
被災者の記憶はもっと生々しく忘れ得ぬものだと思う。
そして、果たして復興は真に成ったのか?
新聞やテレビ、インターネットで
情報を集めるけれど釈然としない。
釈然としないからこそ思う。
全国民互助の「天災保険システム」の構築を急ぐべきだ、と。
地震火山列島に住む日本人全てが
自ら「安心」を保障し合う制度。
ボランティアや義援金に頼る発想は美しくも儚い。
我々が先ず国家に要求し、備えさせるべき
「安全保障政策」ではないか、と思うのだが・・。
昨日に続き厳しい寒さ。
しかし、昔を想えば
こんなものじゃないかな、とも思うのだ。
瓦礫踏む記念写真が見つからない 新井富江