新世紀最初の悲しみ
アフガニスタンの実効支配勢力タリバンが
バーミヤンの大仏を破壊したことが確認された。
世界はその蛮行を阻止し得なかった。
純粋に宗教的象徴的な行為?であっただけに
止める術がなかったと言える。
「文化遺産」というグローバルで全人類的な概念が
現代世界においてさえまだまだ未熟であることを痛感する。
タリバンは正当な政権として承認されてはいないが、
問題は、「国家主権」と「人類史的普遍的価値」との
相克という根深いものを孕んでいる。
石仏破壊、
それは人類にとって二十一世紀最初の大きな悲しみとなった。
予報通り穏やかに晴れて春らしい一日。
読者の皆さんからお見舞いメールをいただいた、
我が家のナルも体調を持ち直した。
ひたすら眠って自然治癒を待つ動物はホントウに偉い!!!
暖かや飴の中から桃太郎 川端茅舎