御礼
父が退院したということを知って
多くの方々からお祝いのお言葉を頂いた。
身内や親類縁者は当然のこと、
ここで言うのは
私のWEBを読んで父の状況を知っている、
ネット社会の大勢の知り合いのことである。
殆どが本名すら知らない方々だ。
誠にありがたいことだと思う。
長らく御心配をお掛けしたこと、
御見舞い、御激励、そして律儀にも今
御祝いのお言葉まで頂いたことに
改めて厚く御礼申し上げる。
御蔭様で父は機嫌よくリハビリに励んでいる。
胃がないのだから食事は当然思うようにならないが
父はつとめて積極的に取り組んでいるようだ。
例えばお茶やコーヒーまでも「噛んで」飲むのである。
小腸が満足に胃の代替をするまでには
永い時間がかかるだろうが
そんな父の努力が報われることを私は信じたい。
三匹の猫たちもようやく
父との生活のリズムを思い出したようだ。
あ・あ・あ・とレコードとまる啄木忌 高柳重信