父の死を超えて
千客万来。
平日は勤務でいないので、休日の土日に
用事や来客が重なることになる。
朝早く、先ず四十九日法要の打ち合わせに葬儀屋が来る。
菩提寺を使わずにシティーホールで済ますことに決めたのだ。
次に工務店、左官、大工が来る。
来週あたりから家をリフォームする予定である。
その見積もりを出しに来た。
午後から甥が沢山の洗濯物を抱えて・・・。
洗濯機・乾燥機を使わせて欲しいと言う。
近くのコインランドリーに変なオヤジがいつも居て
行きたくないのだと。
そして夕刻、不要品の処分を依頼した、
便利屋が見積もりを出しに来る。
2?トラック一台と軽トラが必要とのこと。
父の代の清算はかくも大変だということだ。
父の死を乗り越えて私なりの生活を
構築する準備だ。最初は
忌明けまで何事も待つつもりだったが気が変わった。
葬式仏教の慣習やスケジュールより
私自身の気持ちが大切だ。
盛夏を思わせる暑さ。
使ってない部屋にまで冷房を入れてしまった。
冷房の時計時計の時おなじ 西東三鬼