益弘 この一句

俳人 田畑益弘のきょうの「この一句」

田畑益弘きょうの自選句「益弘 この一句」

米国への思い

昨夜ようやくi-mode essenceの五月分をアップした
父の急逝で遅れに遅れていたものだ。
気持ちの落ち込みを如実に現してか
秀句が少ないように思う。
これだけ残すのが精一杯というより
少々気恥ずかしいくらいである。
御一読、御批評賜りたい。
今夜はこれから六月分を自選して
更新するつもりである。

さて、この期に及んでも
例の沖縄米兵の「処遇」について
米国からの回答はいまだに示されていない。
どういうことなのか。
日米同盟とは「臭いものに蓋をする」ことか。
沖縄県民や日本国民の感情を蹂躙しながら
米国は今後我々に何を期待すると言うのか。
どうか、我々日本人の「米国への思い」を
これ以上、傷つけないで欲しい。
我々は米国を他のどの国よりも
「近しい国」と考えているのだから・・。

 蛍籠昏(くら)ければ揺り炎えたたす  橋本多佳子