メダルを得る代償に・・・
ロシアが切り札の五輪「ボイコット」を取り下げたようだ。
冷戦時代を彷彿とさせる強硬な態度に驚いたが
穏便に収まりそうで何よりである。
しかし、このことは米国に偏りすぎた、
採点や判定を許容したことを意味しない。
ロシアの強硬な態度に共感した人々も
世界には大勢いる筈である。
五輪への不信感が米国への嫌悪感に繋がることは
当の米国も望んではいないだろう。
その不信感は米国が主導する対テロリズム戦争にも
暗い影を落す可能性があるからだ。
メダルを得る代償に
米国が喪うものの大きさに気付いて欲しいものだ。
ロシア人だけではない、
日本人も韓国人も中国人も怒っているんだよ。
おい、解ってんのかい?
春空に鞠とどまるは落つるとき 橋本多佳子