2002-08-16 母の命日、そして大文字 今日は母の命日。そして、五山の送り火。五年前の今夜、ちょうど大文字に火がともる頃母は永眠した。毎年、大文字が巡ってくるとその時の悲嘆が鋭く甦ってくる。今日は一日、様々な思い出に浸りながら静かに過すつもりでいたが、急遽思い立って、大文字を撮りに出かけることにした。夜に入っても湿気と人いきれで噎せるような残暑。撮影後、木屋町で一人しみじみと飲んだ。 大文字や父母在りし日の京遠く 五十嵐櫻