北朝鮮の真意
きょうの夕刊のトップニュース。
北朝鮮が核開発を米朝合意に違反して
続けていたと明らかにしたこと。
以前より予想していたことだが
はて、これをどう受け止めるか。
・北朝鮮の約束は所詮当てにならない、とみなす。
・出来得る限り率直に語ることで国際社会への
参入を望んでいる、と理解する。
私は後者を選ぶ。
拉致問題にしろ核疑惑にしろ、
率直になればなるほど
北朝鮮は猛烈に批判されるだけだ。
それを覚悟の上で彼らは今決断した、と理解したい。
次にこの時期に緊急声明を出してきた米国の意図。
・日朝国交正常化交渉を潰そうとしている。
・来たる日朝交渉に「踏み絵」を提示した。
私はこれも後者だと考える。
日朝交渉の帰趨は
わが国のみのシナリオを超えて
いよいよ重大さを増したと言えるであろう。
北朝鮮とともにわが国も試されているのである。
歴史は分岐点にさしかかったようだ。
いつまでも花野に出口なくてよし 安田直子