六カ国協議
北鮮は世界に嘘をつき世界を裏切る国家である。
国際的な約定、二国間の合意、共同宣言を
彼らはことごとく一方的に反故にし、
国際的な信義を裏切り続けてきた。
普通なら、とうに経済制裁か
多国籍軍による武力行使を受けている筈である。
同じ民族でありながら戦争状態にある悲劇を鑑み
国際社会は大目に見てきた、というのが正直なところだ。
しかし、それもそろそろ限界に近づいてきたと言うべきなのである。
明日から、注目の六カ国協議が始まる。
全ては、そんな北鮮の出方次第である。
金正日がまともな指導者なら
核も拉致も速やかに解決し
北鮮は国際社会の一員に成り得る筈である。
全ては金正日の一言で決まるのであろうから。
われわれは北鮮の「約束」をもはや信用してはいない。
この大きな不信を払拭するには
誠実に行動する以外にはないのである。
・イラク化
・限定的な先制空爆
・経済制裁
われわれには多くの選択肢がある。
北鮮の出方をじっくりと見てみようと思う。
蝿逃げて愚かなる弧を描きけり 田畑益弘