「小泉内閣、連立政権は国民の信任を得た・・・」
2003年最大のイベント、衆院選が終った。
政権選択を焦点にした嘗てない総選挙だった。
結果、
民主党は議席を伸ばしたが口ほどではなかった。
200でも180でもなく177どまりだった。
連立与党は絶対安定多数を確保した。
小泉構造改革路線は容認された。
いみじくも
民主党菅直人党首が語っているように
「小泉内閣、連立政権は国民の信任を得たと言うほかない」
であろう。
私としては予想通り、予定通りの結果であった。
民主党が議席を増やすこと、
しかし、
連立政権が信任を得ること
は
解散当初から私には明らかに分かっていた。
・日本国民は選挙目当ての「野合」に騙されるほど馬鹿ではない、
しかし、
・改革への「負け組」の不満をその「野合」は
ある程度吸収するであろうと。
言い換えれば、
今回の総選挙は結局
「穏便な痛み分け」になるであろうと。
さて、今しがたニュースで知ったことだが
保守新党が自民党と合流することになったそうである。
まことに賢明で且つ唯一の選択と言えるであろう。
社民党、共産党のように座して死を待つことはないのであるから。
首傾げまた首かしげ蟷螂枯る 田畑益弘