益弘 この一句

俳人 田畑益弘のきょうの「この一句」

田畑益弘きょうの自選句「益弘 この一句」

雨霰のように爆弾を降らせよ!

イラクでテロが頻発している。
イラク復興という崇高な任務についていた、
イタリア軍兵士までもが犠牲になった。
当初の対米軍テロから、このところは
手当たり次第のテロに変質してきたようである。
テロリストがいよいよ本性を顕してきたと言うべきであろう。
イラク解放戦争がブッシュ米大統領の言うように
「国際社会対テロリズム」の戦争であることが
今まさにはっきりしてきた訳である。

イラクを放棄することは米国の敗北ではない、
それは国際社会がテロリズムに屈することを意味するのである。
だから
米国は敗れてはならないし
国際社会も同じように敗れてはならないのである。
国際社会は今ふたたび
あの「9月11日」に真向かっていると言えるのである。

米国はバグダッド南部への空爆を再開した。
当然の方針転換であり、私は全面的に支持している。
テロリストとその賛同者を
これ以上甘やかしてはならない。
かねてより私は苛烈な容赦なき空爆を待望していた。
イラクの復興にはまだまだ爆弾が必要なのだ。
繰り返し言っていることだが
テロリストは
ただただ殲滅する以外にないからである。

米国に期待する。
躊躇うことなく
雨霰のように爆弾を降らせよ!
国際社会の秩序と民主主義の命運が
懸かっているのである。


 廓跡まぼろしのごとしぐれけり  田畑益弘