2001-08-07 秋立つ 立秋。日中の炎熱は相変わらずだが、朝夕がこころもち涼しくなったような気がする。一昨夜、昨夜と冷房を切って眠ることができた。涼しくなるのは有難いが日が短くなって夏の終りを実感するのはもの悲しいものだ。そのもの悲しさが、人に詩を書かせ人を思索的にするのだけれど・・・。さて「靖国神社公式参拝」について小泉首相の「熟慮」は限りなく深いようだ。自らが蒔いた種とは言え、この純粋な一言居士がやんわりと降りて来られるような「梯子」を用意できる者の不在こそ憂うるべきだと思う。 立秋や雲の上ゆく雲とほく 鈴木真砂女